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司法書士法人 おおさか法務事務所

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話題のドラマ「俺の家の話」を司法書士が解説!(第5話:観山家相続イベントを解説?!)

相続遺言

2021.02.26

宮藤官九郎さん脚本の金曜ドラマ「俺の家の話」

今回は5話のお話です。

全話数がはっきりとはわからないのですが、

通常の1クールのドラマだと、そろそろ中盤の折り返しかもしれません。

少し振り返りながらお届けしたいと思います。

 

以前、荒川良々さん演じる観山家担当のケアマネさんから、

寿三郎さんの介護に向き合う家族への言葉として

家族の学園祭のような『イベント』として、楽しみながらすすめましょう」 

というものが登場しました。

 

それぞれの日常生活も続けながら、同時に進めるところ。

必ずしも報酬がもらえるわけではない、ボランティアであるところ。

 

学園祭といった学校のイベントにも、同じような側面があります。

学校での授業は続きながら、放課後などそれ以外の時間で

自主的に準備をしていくものです。

それでも、学園祭の準備は「楽しい」と感じる人も多いもの。

 

もちろん、介護の大変さは、精神面・体力面を含めて、計り知れないところがあります。

現実として、学園祭と比べられるような軽いものではないケースがほとんどです。

 

・・・なのですが、ひとつのイベントとして捉えてみることで、

心の持ち方によってはちょっと違った見え方もあるかも?

という考え方が、ケアマネさんの言葉として紹介されていたのではないかと思います。

 

そして「相続」にも、

家族のイベントという面が確かにあります。

 

イベントであるということは、

本来であればその日までの期限があり、

そこに向けての段取りと割り振りがあり、

準備があるのだ、ということですね。

 

観山家相続イベントを解説?!

 

 拡大してご覧いただきたい方はこちら 

 

期限

 

寿三郎さん倒れる!

そして、迫る認知症の気配・・・

 

生前」に相続に備えておきたければ、

当たり前ですが、倒れてから、亡くなってからでは

取りうる手段が限られてくる場合があります。

 

そして必要となる手続きを行う際に、

法律上で有効なものとなるために

内容をきちんと理解し、自分自身で判断して行っていたという

意思能力」の問題が必ず出てきます。

認知症の進行は、ここに大きく影響してきます。

 

段取りと割り振り

 

 後妻候補、さくらさん現る!

 さらに、観山家にはおカネがない・・・

 

家族の構成が変わると、

法律上の相続の取り分が大きく変わってきます。

とくに、夫や妻(「配偶者」と呼ばれます)には

相続の権利が大きく生じますので、

配偶者がいるかいないかは、かなり影響のある事項です。

 

さらに、観山家のように、代々続いている事業があって。

能舞台や装束などの事業用の財産を

後継者が受け継がないとならない家は、

資産のバランスも非常に重要となります。

宗家を受け継がない家族のために、

他の何かを残さないとならない可能性が高いからです。

(おカネで解決できればシンプルなのですが・・・)

 

準備

 

寿三郎さん、遺言書を量産!

また、エンディングノートも更新中・・・

 

どうやら後継者の寿一さんに有利な内容ではなさそうですが、

寿三郎さんは遺言書を何通も用意しているようです。

たくさん出てきて内容が違っていた場合は、日付の新しいものが有効。

ただ、あいまいな内容で、形式も不備があるようなものなら、

たくさんある分だけトラブルの火種となることも。

認知症の診断が下った以降の遺言書だと、先ほど出てきた

「意思能力」の問題で争いになる可能性もありますね。

 

また、エンディングノートや、

やりたいことの一覧(バケットリスト)は

法律上の文書としては有効なものでないことが多いですが、

書いたあとの本人の気持ちを落ち着かせたり、満足させたりといった、

その後の生活の質を上げるものとしての効果は期待できるかもしれません。

 

「みんなと同じもの食べられないから」

「病人扱い、特別扱いされちゃうから」

といった想いから、一度はノートから消されてしまった家族旅行

はたして、寿三郎さんの満足につながるような結果とはなるのでしょうか?

 


 

観山家の相続や介護について書かせていただいて、

はや5回目となりました。

 

一見難しそうで、つい身構えてしまう相続の話ですが、

私たちはこういった事項をわかりやすくお伝えできないか、

身近にある題材でご紹介できないか、と日々取り組んでいます。

 

介護や相続の分野は、それぞれのご家庭に応じて

さまざまなカタチがあるため、どんな場合でも通用するような

「正解」や「必勝パターン」があるわけではないことも多いものです。

 

それぞれのお悩みの内容に合わせて、少しでもご不安を取り除けるよう

お話をうかがいながら進めたいといつも考えています。

 

次は6話、楽しいながらも波乱含みの旅行になりそうな予感がしますね!

引き続きお届けしていきたいと思います。

★ 引き続き 第6話 のコラムを読みたい方は こちら

【 第6話「 その授受大丈夫?贈与について解説! 」 】

 

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川原田 慶太

この記事を書いた人

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赤阪 研史

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