このページの先頭です

司法書士法人 おおさか法務事務所

COLUMNコラム

本文へジャンプします。

おおさか法務は見た!
実録コラム百科

ここから本文です

話題のドラマ「俺の家の話」を司法書士が解説!(第1話:相続)

相続

2021.01.27

引用元:TBSドラマ「俺の家の話」(第1話) 1/22 金曜10時スタート!

 

いよいよ始まりました、

金曜ドラマ「俺の家の話」

介護や相続をテーマにしたドラマとも聞いていたので、どんな雰囲気になるのか気になっていましたが、とても好感の持てるスタートだったのではないかと感じています。

こうしたドラマだと、どうしても人の生き死にや家族の犠牲といった側面がクローズアップされることが多くて、重くなりがちなところです。ですが、今回はとにかく小ネタが豊富で面白く、展開のテンポも小気味よい! 次回を見るのがつらい・・・といった重たい感覚はありません。

「お久しぶりザードォ〜」

ユーミンの懐かしの曲にのって雄叫びをあげる、長瀬智也さんの鮮烈な登場(ブルーザー・ブロディに捧げたリングネームを、デビュー戦で読み間違えられたというエピソードも最高でした)。そして、ラッパー兼ラーメン店経営の秋山竜次さんと西田敏行さんの掛け合いなど、笑いを誘う小ネタに溢れていました。

その一方で、相続や介護の問題の本質を突くような描写が、これでもかというように詰め込まれていたのではないでしょうか。

 ・介護離職(寿一の引退)

 ・介護問題の大変さと、それを経た家族の心情

 ・介護の不平等

 ・自宅介助の大変さ

 ・介護士資格の有無と今後の影響

 ・ケアマネなどの営業に関する問題

 ・認知症の問題

 ・認知症宣告をされた方の心理ケア

 ・財産を脅かす第三者

 ・事業の承継、事業用資産の承継

 ・親子の相性

 ・兄弟姉妹の家族関係

など、誰にでも、どの家にでも起こりうる老後のテーマがこれでもかと盛りだくさんで、もっと書き切れないくらいあると感じました。

今後は定期的に、ドラマを観て気づいたことを、専門職の観点なども交えてお伝えしていこうと思います。

 

 第1話 観山家の相続問題が気になる!

 

今回、寿三郎さんご自身の相続は、幸いにも?発生しなかったわけですが、この前後で大きな変化が生まれています。

遺言書の準備などがない場合、法律で定められている相続の割合( 「法定相続分」といいます )でいうと、

長男でプロレスラーの寿一さん、 長女で塾講師の舞さん、 次男で弁護士の踊介さんで、

寿三郎さんの遺産を3等分する  という目安になっていました。

 

たとえば、観山宗家の資産が、ぜんぶで3億円相当だったとして・・・。

法律の定めどおりに分けると、みんな1億円ずつの取り分があったようなイメージです。

 ※観山家の遺産の総額は、ドラマではまだ登場していません。

<もともとの法定相続分> 

 子が3分の1ずつ

  寿一 1億円

  舞  1億円

  踊介 1億円

 

※寿限無さんは「芸養子」のようですので、籍までは入っていない(正式な養子縁組まではしていない)という前提です。

 

ところが、寿三郎さんがみごとに復活され、

介護ヘルパーのさくらさん婚約者として登場してくると、

このバランスが将来に大きく崩れることになるかもしれないのです。

 

父の寿三郎さんがさくらさんと正式に結婚するとさきほどの法定相続分は、まず 配偶者であるさくらさんが 半分の権利 を持つ ように変わります。

のこりの半分を、子どもたちで分ける わけですね。

 

 

<結婚後の法定相続分> 

 配偶者が2分の1

 子が6分の1ずつ(2分の1を3等分)

  さくら 1億5千万円

  寿一     5千万円

  舞           5千万円

  踊介          5千万円

 

なんと、これだけでも、子どもの相続分は50%も減ってしまうということになるわけです。

しかも、寿三郎さんは資産のすべてをさくらさんに渡すとまで示唆しており…

 

どうやら、さくらさんには過去に疑惑の影!?もあり…

そんな中、介護離職を選び、無収入となりながらも、

親身に介護に励もうとする寿一さん。

養育費やローンの支払いも、まだまだ残っているという寿一さん…。

そんな寿一さんが、いつか報われる日はやってくるのでしょうか?

 


 

たしかに、これはドラマの中のお話ではありますが、身近な、

どの家庭にも起こりえる出来事をたくさん含んだものでもありそうです。

 

老後の暮らしや、それを支えるご家族へのサポートを行っている専門家として、

どんなことに注意すべき なのか、

どんな制度が活用できそうなのか など、

気づいたポイントをこれからもお届けしていきたいと思います。

 

本記事に関する連絡先

フリーダイヤル:0120-744-743
メールでのご相談はこちら >>

川原田 慶太

この記事を書いた人

川原田 慶太

赤阪 研史

この記事を書いた人

赤阪 研史

お問い合わせ

オンライン相談