LLC(合同会社)とは
企業法務
|更新日:2022.12.9
投稿日:2008.08.30
LLCとは、新会社法により新設された「合同会社」のことで、表題は英語名Limited Liability Companyの略名です。
現段階では設立されている絶対数は少ないようですが、この会社形態は使い勝手のよいものだといえるでしょう。
感覚的には、新会社法以前に存在した「有限会社」と変わらず運営することができそうです。決算公告義務もなく、資本金はいくらでもよいとされています。
LLP(有限責任事業組合)のように出資者全員の名前を登記し外部に公開する必要もありません(業務執行社員を定めた場合)。
会社設立時にも定款認証手続は不要で、登記の登録免許税も6万円(cf.株式会社は電子定款認証をしない場合で24万円程度)と株式会社に比べると非常に低コストでの起業が可能です。
たとえば、倒産したスーパーに入っていた八百屋さん、魚屋さん、花屋さんなどが集まってLLCを設立したという事例があります。
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